ゆるくヨガろう!セルフケア通信 夏 vol.2
Bonjour! みなさん!
今回は、前回の「ケアろう通信」で予告した「アーユルヴェーダ」の健康価値をもう一度伝えたい!の回。
「5000年以上の歴史を持つインド・スリランカ発祥の伝統医学...」ではじまるアーユルヴェーダ。ケアヒントの宝庫だと気づきながら、どうもとっつきにくさを感じて、実践に踏み切れていないことばかりだった・・・!
そんな私が何周かまわってアーユルヴェーダ再びです。7月にスリランカ出張から帰り、動画や身近な場所でも教えてくれる私の「専属ケアドクター」的友人でヨガ講師のマミ先生と話した、まだまだ長い夏、とっても役立つ夏のケア情報です。
少々インプットが多くなるかもしれませんが、体を軽く動かすことから、今日もはじめましょう!
〜今日のすぐできヨガ・ストレッチ〜
5時よう時間おすすめヨガ(ストレッチ)☀️
疲れた胃腸のケアに、朝起きたら、先ずねじろう!Marikoさんの腸活ヨガは、重だるい朝、忙しい朝でも寝起きのベッドでも十分できます◎ ねじりポーズは腰が気になる男性にも。
17時よう時間おすすめヨガ🌅
磯沙織里さんの「夏の疲れ改善ヨガ」はマッサージも入っていて、夕方から夜の癒しにもぴったり。
日中カッカしてしまった頭や体をクールダウンさせましょう!
アーユルヴェーダの情報化はむずかしい。
最近「界隈」と言う若者スラングに始まったマーケティング用語をよく聞きますが、私も「その筋を知っている人たち」という意味で活動家・発信者・知識人の方々を総称することがあります。
「アーユルヴェーダ界隈」なんて言われ方はありませんが、その「界隈」の素敵な方に私はたくさん出会ってきました。「わかる」彼・彼女たちの間だけで通じ合う様々な生活・健康ハックがあるのでは?と思ってきたのです。
アーユルヴェーダ、読者の方々の中にはすでに聞いたことがある方も本を読んだ方も多いでしょう。「5000年以上の歴史を持つインド・スリランカ発祥の伝統医学...」というひと言目のパワーワードゆえ、「また東洋系の健康情報か」というビギナーの方の反応の方もわかる気がします。
私は『ケアギフトの本』でもご紹介した服部みれいさんの本で知ったセルフケアヒントの宝庫だからこそ「アジア由来のスピリチュアルな思想で...という脳内イメージに覆われてしまったら惜しいなぁ」という思いがありました。
そこで、アーユルヴェーダ界隈と”下界”の私のギャップを少しでも埋めたいと、ヨガのお仕事で本場スリランカ仕込みに触れてきたばかりの親友と談義した上での発信に至りました。
「スリランカの食」と探すと出てくるおびただしい「それっぽい」写真。あくまで1例ですが、読者のみなさんとの食のイメージのすり合わせに。
今回のテーマは “ゆるいアーユルヴェーダ” だ!
「ゆるヴェーダ」の話に入る前に「そもそも」についても押さえておかねばなりません。
アーユルヴェーダと調べると、まずは3つの体質(ドーシャ)「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」に始まる専門用語があれこれ出てきて、ここでもうたくさん!となる勉強嫌いな方もいるかもしれません。
(今日はこの一番肝要な「キャラ分け」の部分をすっ飛ばしてしまうので、どうぞ調べて後学を!)
私がこれまで出会ったどんな方のアーユルヴェーダのお話を聞いても、生活の中で守るべきとされる「規律」がいろいろあることが特徴であり、これが結構難関であると感じられました。
たとえば「女性は生理中にシャンプーを控えるべし」というユニークな掟。
この猛暑の汗だく時期に、しかも根っからシャンプーブロー好きの私にはアウトじゃん・・・と!(前回のケアレターをご参照)。
また、とある識者の動画で「これだけはNG!」と発信されていた「スマホを寝しなに眺める」「満腹にならない」「食後すぐ寝ない」の掟は「私あるある」。家で自分の手作りのご飯をたっぷり食べて、ここまではいいのですが、すっかり満腹になって、仕事上の誰かとスマホでやりとりしているうちに疲れてきて、「満腹即寝」も多い私は、エブリデイ・アウト!
他にも、検索すればするほどアーユルヴェーダの数々の掟は「自分あるある!自分だめじゃん!」な事例がたくさん出てきます。
アーユルヴェーダって「健康に悪い」と言われてること全否定じゃないの!?
と思いたくなる「ダメ〜!」な物言いも中にはあるので、だからイヤ!という読者のみなさんに同情してしまうのですが。
今年も悩みながらアーユルヴェーダの伝え方に戻ってきました。現代人に足りないものを補う食住の知恵。そこに価値を感じるからです。
ある日、友人のマミさんが主催するヨガコミュニティ「ゆるろむ」の会員向け定期ミニ講義(ヨガの前座にあたる)の文字列を眺めていたところ発見したのが「ゆるヴェーダ」の文字。
そうか。もうヨガの先生にだって、ゆるさで肯定されているではないか...はっとさせられました。
そういえば、昨年取材した「Kitchen Pharmacy」ことNY拠点のモデル・金原杏奈さんも「#あーゆるライフ」という発信をされていました。
肩の力が抜けたアーユルヴェーダの発信をする女性はしなやかで魅力的な方が多いことが事実です。
「ゆるヴェーダ」なら、ゆるい以下にズボラな私も!と急に意欲的になりました。
そこで、マミ先生に登場いただきます。
ビール大好き、居酒屋愛がすごいんです!「スリランカ滞在期間のみ」ちゃんと禁酒していたのを、私は知っています。
インドやスリランカの古典医学「アーユルヴェーダ」には自然から私たちを癒してくれる教えがたくさん。全ては実践できないので、ゆる〜くゆる〜く。それが継続できるコツ。みんなが継続できそうな知恵を「アーゆるヴェーダ」としてお伝えしています☺︎
まず、マミ先生がいつも雑談混じりに次から次へと挙げてくれるトピック、どれも興味を惹かれて「おもしろいな〜」と思うのです。
たとえば・・・
鼻うがい👃
白ごま油でマッサージ→からの入浴🛀
生姜アペタイザー🫚
ホーリーバジルは体調を崩した時のお守り🌿
舌磨き👅
塩レモン白湯🧂🍋
これらはマミさんが当たり前のように実践している日課の羅列。まだ試したことのない方は「へぇ!よさそうだけど、なんで?」と思ったでしょうか。「なんで?」までを知ることが大切です。
それぞれ検索してみれば、AIで「健康にいいこと」くらいはわかる便利な時代ですが、やってみないと自分の感覚は試せません。
「マミ流」の無理のない実践の秘訣をずばり聞いてみました。
❶ 自分にとって、前向きな面しか見てない!
これは、真っ先にポジティブな「ゆる」ポイント。
あれはできるけど、これはできない。(てへぺろ)でも、いいじゃないか!
共感できる/実践している何かがあるのなら。
先ほど、数々の「自分ダメじゃん」事例を書きましたが、私が続いていることは、昨夏、NY拠点のモデル・金原杏奈さんの取材を機に突破した「舌磨き」。一度やったら「チョ〜いい!やめられない」ですっかり定着しましたが、寝ている間に溜まった「未消化物(アーマ)」を取り除くための意外と重要な健康習慣でした。
ちなみに、胃に溜まる食べ物だけでなく、溜まった感情も「未消化物(アーマ)」。
心の方では、定期的にネガティブ思考を吐き出したり、ジャーナリングで書き出すことも有効そう。
日経BPイベント「WOMAN EXPO 2025」でジャーナリングのHOW TOを教える講師も務めていたマミさん、毎月ジャーナリングライブ「Journal with me」を主催しているチームケアギフトの未来リナさんもジャーナリングの実践家です。みなさんも新月・満月ごと、毎月ごとに感情デトックスに取り組んでみては?
他に私が共感できたのは、「オージャス」(生命エネルギー)の高い食べ物という捉え方です。料理で言うと作りたてのスープ、炊き立てごはん。(時間が経ったパック詰め惣菜や加工食品は、その逆。)「感謝や愛情が込められた食べ物」と言っている方もいます。
栄養素とも違って目には見えないものなので、スピリチュアルだと捉えられても納得ですが、自炊で毎日実践中の私は「元気が出るか出ないか、なるほど食べれば違いがわかるものだよな」と実感しています。
「舌磨き」と「オージャスの高い食べ物」は私がセルフケアとして真っ先にシェアしたい!と感じたアーユルヴェーダの言葉のひとつでした。
そして、第二の「ゆる」ポイントは
❷ 自分に合うか・合わないか試してみてダメならポイ!
誰かに教わる健康法一般「そもそもめんどくさい」という方も多いとして、私の場合は別のタイプで実践にひるんでしまうことがありました。
自分のスキルが未熟で間違った方法で続けたら、裏目に出ないだろうか?自己流だと逆に「体に毒」になるんでは?ということで避けてしまう慎重活動派の人(ようは考えすぎ)。
健康・医療情報は日々浴びるように取得している、でも迷いがあるという年配の女性にも多いのではないでしょうか。
それならいったん失敗してみたらいい!とマミさん。そうだった。ヨガも失敗することを恐れるものではない(オールウェルカム)というものだから、先生らしい見解でした。
「体に毒」と書きましたが、前言撤回。私は最近ある食材群を「毒」と括るSNS・メディア上の健康法流行の向きもあって気がかりでした。でも考えてみれば、動植物どんな食材に対しても「毒」とは失礼だなと思い直すのです。
他にもよく見る健康情報に、食べ物に「YES / NO」といったレッテル貼り。悪気があって「NO」と書いている訳ではなく、もちろん何かしら裏付けがあって記載されていると思うのですが、やたら目につきます。
アーユルヴェーダでも「毒」「毒だし」という言葉使いがよくされていますが、これは本来しっかり消化されるべきもの、「未消化物(アーマ)」が溜まった状態を不調や病気のもとと捉えていることであって(今日のテーマ、消化力の低下と同義!)、特定の食物排除の思想ではありません。
どんな食べ物にも、その作り手さんに対しても、基本的に、感謝の心がともないますよね。
特定のものに「毒」や「NO」という見方をする情報を見聞きする時、受け取る側も、発信者としての自分も、注意が必要だなと痛感しました。
さらにもう一つ、私はこんな視点も付け加えてみます。
❸ 日本の生活者あるあるを観察し、自分に活かしてみる
それは街中で、働く場所で接する人を観察し、「これって健康に良くないよなぁ」と思えた行動から学び、自分への戒めとしても生かすこと。これも、すぐにチャレンジできるのではないでしょうか。
・・・
たとえば、朝の駅のホームや車内でドリンク無しに、次から次へとおにぎりやパンを口に運んでいた男性。密閉空間で乾燥したお菓子だけ無飲でボリボリする人、性別問わず。本当によく見かけます。
汁気豊かなインドの食事、アーユルヴェーダで薦められる食べ方と比較した「日本人あるある」行動と話していたのがMOTOKOさん。これぞ、私の「なんだかなぁ」と漠然と思っていたこと。
特に熱中症が危険な夏という季節柄、喉が渇かなくても飲もう!と自主的に励行、ケア啓蒙していたし、毎日続けているスープ主食の習慣はこれからも続けよう!と確信したものです。
日本におけるカレーはパワーフード、胃に悪い刺激物ともなりえますが、カレーの国のご飯には胃腸を労わるスープ、お粥のようにケアフルな料理だってある(マミさんの投稿より)
ちょっぴり関連しますが、ここからはアーユルヴェーダを離れ、私のお気に入りと雑談話。
マミ先生に「カード」という発酵乳製品を使った現地ご飯を見せてもらっていたら、そういえば私もインドのニューデリーでのホテル朝食ブッフェで出会ったやさしいインド料理、あれこれ食べたことがありました。「キチュリ」というお粥をはじめ、カレーの国には胃にやさしいご飯もいろいろあったじゃないか。
たとえば「カードライス」。言い換えて、ヨーグルトご飯。「世界を歩く台所探検家」岡根谷実里さんのこの記事でも「消化を助けてクールダウン」という効果が紹介されています。
なにしろこの記事、グッときたポイントは(父さんはひときわ辛いものが好きなのに)「一生ライスとダールとカードだけで生きていける」と断言し、日本に住むその弟は、食べたいものを聞かれても「カードライスさえあれば満足」という言葉。見た目はプレーンで質素な「一品ご飯」ですが、現地の人が思慕を抱き、おいしさも本物なのですね。
この「カードライス」の食味、ケア効果って、もしかして?とGoogle Geminiにも聞いてみました。
私の感覚、正しいの?最近は自分で体感した仮説検証のためにも使い、うれしい補足をくれるGoogle Geminiちゃんです。
消化UPのためにも、口当たりの良さUPにも、毎日の料理に「お酢プラス」が定番でしたが、重たい主食や夏には熱い煮込み料理に「塩&ヨーグルト」の付け合わせも気軽に用いるようになりました。
この方法も酸味が加わってサッパリ!そして塩分もタンパク質も補強できます。
夏バテや夏疲労を自覚しているみなさん、体を少しでもケアしてあげたいみなさん、一度試してみては?
〜今日の養生・ケア・アドバイス〜
とにかく、消化力!消化力!消化力
...誤投ではなくわざと3回書きましたが、マミ先生曰く、今の季節養生はとにかく「消化力」を意識するといい。灼熱の太陽で見えざる臓器も疲労しているそうです。見えないところで臓器まで疲れているだなんて、セルフ/ケアギフトの著者として、ちょっと、いや、だいぶ可哀想。
みなさんの臓器、よしよしと毎日労ってあげてくださいね。
ちなみにマミ先生には「相手の正解も正解」というお気に入りの本の言葉があるそうですが、今回のゆるヴェーダは、まず実践して、自分へのメリットを体で知ることが先。誰かの借り物の言葉や健康情報を鵜呑みにしないために、大きなヒントになりました。
これって、アーユルヴェーダ以外の、あらゆる巷の健康情報を選ぶヒントかも?
「処暑」(8月22日頃)からは、早めの秋・秋バテ意識に入ります。
次の公式ケアレターもお楽しみに!
では、また!Namaste.
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今回、ゆるヴェーダ話を繰り広げたマミ先生は7月30日発売「The Yogis Magazine」見開き2ページに登場されているそうなので、この機会にご覧くださいませ!
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